消化器疾患
腹痛や胃痛、胃もたれ、下痢、便秘、おなかの「はり」などの症状は大変多いものです。
急性の場合多くは、ウィルスや細菌による胃腸炎です。症状を緩和する内服薬や抗菌剤、脱水に対する点滴などで多くの場合は改善します。
吐血や血便、強い腹痛など胃潰瘍や消化器ガン、腸閉塞、出血性大腸炎などが疑われる場合は近隣の消化器科を紹介して迅速に内視鏡検査などを施行する必要があります。腹部の痛みや不快感は胃や大腸だけでなく、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などの病気から生じる場合もあります。
当院では腹部超音波検査を行ってこれらの病気の判別を行います。血液の白血球数・分画、炎症反応(CRP)を迅速検査して急性の程度を判断します。慢性胃炎、逆流性食道炎、慢性大腸炎、慢性肝炎、胆石、慢性膵炎などの慢性消化器疾患の検査・治療も行っております。
症状、程度により病院消化器科との連携を行いながら治療にあたります。ピロリ菌検査は血液、便、呼気法の3種類の検査をおこなっています。
呼吸器疾患
長く続く咳、痰、呼吸が苦しい、息切れなどの症状は肺や気管支の病気の可能性あります。最近ではアレルギーによる喘息、気管支炎、肺炎なども増加しております。
また、マイコプラズマ、百日咳、結核、非定型抗酸菌症などの感染症の場合もあります。
当院では、胸部X線、血液検査、肺機能検査、動脈血酸素飽和度測定、アレルギー検査などを行い病気の診断治療をおこないます。病状により病院呼吸器科と連携して治療にあたります。
最近、高齢の方の気管支喘息やCOPD(肺気腫などの閉塞性肺疾患をいう)が増えています。吸入薬治療が進歩しており、かなり症状が改善するようになりました。進行すれば在宅酸素療法に移行する場合もあります。病院呼吸器科と連携して在宅酸素治療も行っております。
睡眠時無呼吸症候群
家族から睡眠中の強い「いびき」や無呼吸を指摘されたら睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。この病気では昼間の眠気、集中力の低下、高血圧などを引き起こすことがあります。
当院では家庭で夜間の無呼吸の程度を検査する簡易呼吸モニター検査を行っております。これにより、病気の程度を判断し、すぐに治療を開始するか、病院呼吸器科で一泊入院の精密検査をするか、経過をみるか決定します。持続陽圧呼吸CPAPマスク療法を当院でおこなっています。
甲状腺疾患
動悸や息切れ、体重の減少。むくみや寒がり、肌のあれ、疲れやすい。
このような症状の場合、甲状腺の病気の可能性があります。特に女性に多く、気が付かないで悪化する場合もあります。
当院では、問診、診察のうえ血液検査と甲状腺超音波検査を行い診断治療をおこないます。病状によっては病院内分泌科と連携しながら治療にあたります。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ★ | ― |
15:30~18:30 | ● | ●※ | ● | ― | ●※ | ― | ― |
※…15:00~15:30は6・7か月健診、9・10か月健診、子供の予防接種。15:30以降は通常診療。
★…9:00~14:00
- 診療科目
- 内科・循環器科・小児科
- 院長
- 富田 喜文
- 住所
- 〒145‐0062
東京都大田区北千束2-48-9 - アクセス
- 大岡山駅・洗足駅・北千束駅より徒歩5分
- 電話番号
- 03‐3729‐2222
- 駐車場
- 駐車場あり